1月23日から第211回通常国会が開催されています。その焦点は、岸田内閣が「閣議決定」の形で打ち出した安保政策の大転換と大増税の方針であります。
昨年の12月16日に閣議決定した「安保3文書」(国家安全保障戦略・国家防衛戦略・防衛力整備計画)は、これまでの日本の「専守防衛」路線をかなぐり捨て、敵基地攻撃能力を保有し攻撃用武器の配備とその為の防衛費の倍増、その財源確保に増税を実施し国民の負担を求めるとする、防衛方針を示しました。
許せないのは、国民への説明や国会の議論と議決を通じて理解を得るのでは無く、一内閣の「閣議決定」のみで、国の在り方や防衛方針を180度転換する事を決定し、他国(アメリカ等)での首脳会談で約束するという国民を無視した対応に終始している事であります。
私ども社民党は、このような「戦争する国づくり」や「大軍拡方針」、「国民生活を破壊する大増税」に断固反対し、市民・国民の皆さまと共に岸田政権の退陣を求めて全力を挙げる決意です。
私たちは毎週のように街頭に立ち、「大軍拡反対・増税阻止」のキャンペーンを実施して参ります。県民の皆さまも今国会を注視し、声を上げて頂けますよう、お訴えをいたします。
2023.2.9 社会民主党富山県連合
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