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拡がるロシアへの抗議とウクライナに平和を!


ロシアが2月24日、突然ウクライナに軍事侵略を始めてから1か月が経ちました。ウクライナでは罪もない子どもや女性・高齢者・市民が被害を受けています。戦火を避け1,000万人以上が国内外に避難を余儀なくされ3,000人を超える市民が犠牲になっていると言われています。また、原子力発電所への攻撃や学校や病院など無差別攻撃により、被害は更に拡がっています。  3月22日午後5時半から、高岡市の末広町で「ロシアのウクライナ侵略に抗議する」集会とデモ行進が行われました。これは高岡民主商工会が呼びかけ、社民党や共産党も参加し開催されたもので、約100名が参加し社民党高岡総支部上田武代表(高岡市議会議員)と共産党県委員会書記長の坂本洋史さん、オールとやま共同代表の高道俊彦さんの挨拶を受け、あいの風高岡駅前の繁華街をシュプレヒコールで「ロシアはウクライナ侵略をやめる!」「ロシアは即時撤退せよ!」「戦争反対」などを訴えデモ行進しました。  通りかかった高校生らもこぶしを挙げ呼応したり、道行く人々がプラカードをのぞき込んだり、動画を撮る人もおり大きな関心と連帯が拡がりました。  3月24日午後6時から、富山市CIC前広場で「ウクライナに平和を!3.24富山集会」が富山県平和運動センターの呼びかけで開催されました。  集会には約100人が参加し、まず最初に平和センターの三善康教議長代行がウクライナを巡る情勢と集会の基調について提案され、来賓として立憲民主党富山県連副代表の山登志浩さん、社会民主党富山県連合代表の島村進さんの連帯の挨拶を受け、全員で「ウクライナに平和を」「ロシア軍は撤退を」「戦争を止めよう」「核兵器をもてあそぶな」「憲法9条の理念を世界に」「平和を求める声を世界に」などのシュプレヒコールを力強く行った。集会には高校生や主婦などの参加もあり、集会アピールを採択し集会を終えました。

ウクライナに平和を3.24富山集会挨拶 (島村進)    集会に参加された皆さんに、心から連帯のご挨拶を申し上げます。2月24日ロシアは突如として、ウクライナへの軍事進攻を始めました。そしてプーチン大統領は核兵器の使用にも言及し、国際社会を恫喝しながら、ウクライナ国内への無差別爆撃を行い、殺戮と国土破壊を続けています。  ウクライナでは1000万人の人々が避難し、病院や学校などへの無差別の攻撃により3000人を超える人々が命を落としたと言われております。 ロシアは直ちに戦争をやめウクライナから撤退することを強く求めます。 また、ロシア軍は当初から原子力発電所をターゲットとし、チェルノブイリ原発の占領、ヨーロッパ最大の原子力発電所ザポロージャ原発への砲撃と占領など、核施設への攻撃を行っており、チェルノブイリ原発の電源を破壊し原発にとって最も危険な無電源状態をも招来しました。原発への攻撃に断固抗議いたします。  皆さん! 戦争は政治の延長とも言われますが、過去のどの戦争も夫々の国に言い分があり、我が国こそが正義であると主張するのが常であります。しかし戦争に正義の戦争などありません!勝者もありません。被害を受けるのは弱い立場の人々であり、女性や子ども・高齢者であり、罪もない市民です。戦争に良い戦争などはありません。  ロシアのプーチン大統領は、超えてはならない一線を越えました。いかなる理由があろうとも、他国を侵略する行為には断固抗議すると共に最大限の言葉で非難を致します。  私たち日本人は、第二次世界大戦の加害国として世界の多くの人々の命を奪い、日本自身も大きな戦争の犠牲を払いました。そして敗戦の後、私たちは「日本は2度と戦争は起こさない、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」という平和憲法を制定いたしました。  そして、憲法前文には、「日本国民は恒久の平和を念願し、・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信し・・・全世界の国民がひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」と宣言いたしました。  私たちは、ウクライナを侵略したロシアのプーチン大統領を非難します。しかし、ウクライナを戦争に引き込んだゼレンスキー大統領も非難します。私たちはロシアの侵略に抗して戦うと共にゼレンスキー政権とも闘い、反戦と平和を求めるウクライナの労働者や市民と連帯します。そしてロシアで、弾圧にもめげず反戦の声を挙げ闘う、労働者や市民とも連帯し、世界の平和を願う人々と共に闘います。  ご参加のみなさん! この戦争を止めるために、私たちには何が出来るのでしょうか。私たち一人ひとりは微力です。しかし諦め何もしないのは、それこそ本当の無力です。「決してあきらめない」、「一人でも声を挙げる」、「自分の出来る事を行う」「理不尽な事には従わない、抵抗する」そういう一人ひとりの勇気が、世界の歴史を創ってきたのではないでしょうか。私たちは無力ではありません。声を挙げましょう。共に闘いましょう!


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