10月27日に投開票された衆議院総選挙は、自公与党が過半数を18議席も割り込む大敗北となり、裏金問題など自民党政治への国民の怒りの審判が下ったと言えます。
わが党は今回の選挙に、選挙区10名、比例単独に7名の候補を擁立し戦いましたが選挙結果は大変厳しい結果となり、前職の「新垣クニオ」(沖縄2区・副党首)が議席を確保しましたが、比例区の得票は934,598票(得票率1.71%)と、前回衆議院選挙の結果を下まわりました。
今回の選挙は、自民党の金権腐敗政治への大きな怒りが渦巻くと共に、国民生活がかつてなく厳しいなかでの選挙であったにも関わらず、有権者の皆さまの期待に応える結果を出せなかった事は、社民党として深刻に受け止め、しっかりと総括し次なる闘いに備えたいと思います。
選挙後の特別国会において、首相指名選挙が行われ「石破 茂」氏が第103代総理大臣に指名され、第2次石破政権がスタートしました。
今回の衆議院選挙で野党が多数の国会が出現し、国会の風景は一変しました。自民党はこれまで、閣議決定での強行や法案審議の強行など国会の議論軽視の国会運営がまかり通っていましたが、今後は本来の「熟議の国会」にしなければ、予算も法案も通りません。
本年の臨時国会や来年の通常国会において、自公の過半数割れという国民の審判を最大限に活かし、自民党政治では実現できなかった様々な課題解決に向け、野党各党の団結と奮闘を期待したいと思います。
私ども社民党富山県連合としても、選挙結果を真摯に受け止め総括運動をしっかり行い、来年7月の参議院選挙に向け準備を進めて参ります。来夏の参議院選挙では、副党首の参議院議員『大椿ゆうこ』氏が改選にあたりますので、何としても再選を果たすため全力を挙げる決意でおります。
県民の皆さまの、より一層の御支援を心からお願い申し上げます。
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